こんばんは。
突然のタイトルですみません。これは私のことではなく、今日来局された患者の娘さんに言われた言葉でした。
いつもは元気な娘さんでしたが、今日の娘さんは怯えた目をしていました。
「母が癌って告知されたんです・・・。ショックで頭が真っ白。どうしたらいいのか・・・」
お話を聞くと、
初期の食道癌であること、医大を紹介するので体力があるうちに積極的治療をしてほしいこと
などなど、一気に説明をされたようです。まぁ、パニックになりますよね。
自分の身内が癌であると告知をされたらびっくりしますよね。
薬剤師の先生の皆様はこの後、どう対応されますか?
静かに傾聴?主治医がそう提案しているから、医大でしっかり治療をした方がいいと答える?
正直、どのような対応が正しいかわからないですよね。
私はこう答えました。
「お辛いですよね。ただ、早期に発見できたから、お母さんには沢山の選択肢が残されています。それが不幸中の幸いだと思います。何かあれば、なんでも相談してください」
これが正しいのかどうかは、わかりません。けれども、娘さんは、そうですよね、選択肢があることが不幸中の幸いですよね。少し元気が出ました、と言ってくれました。
少し彼女の心を救えたような気がしました。
私が、この様に言ったのは、ある在宅医療で担当した患者の言葉が今でも自分の心に残っているからです。
「癌が見つかった時に、俺には選択肢がなかった。それが一番辛かった。」
その患者は、癌が見つかった時には、全身に転移をしていて、医師より、
「何も治療をすることはない。緩和ケアをするだけ」
としか言われなかったそうです。その事実を受け入れるのにとても時間を要したようです。
それを聞いた私は、こんなにも残酷なことがあるのか、と思いました。
これから日本は超高齢社会になります。恐らくこの様な事例は増えるでしょう。
私たち薬剤師が患者のために、地域の方のために貢献するには何が必要か・・・
それを見つけて、習得し、発信をしなければいけないと思います。
まとまりのない文章になってしまいましたが、薬剤師不要論が飛び交っているなか、私は、薬剤師が患者やそのご家族、地域の方を救うことが出来ると強く言いたいです。